セックスレスや性格の不一致で離婚したい【公正証書化を前提とする離婚条件で合意】|離婚・不倫などの男女問題 - 解決事例

CASE 解決事例

2026.09.07

離婚手続き

セックスレスや性格の不一致で離婚したい【公正証書化を前提とする離婚条件で合意】

  • セックスレスや性格の不一致で離婚したい【公正証書化を前提とする離婚条件で合意】

    年代:40代

    職業:会社員

  • セックスレスや性格の不一致で離婚したい【公正証書化を前提とする離婚条件で合意】

    年代:40代

    職業:会社員

  • こども

    1人

結婚歴 約7年
離婚の原因 セックスレスや性格の不一致
主な争点 子どもの生活環境・財産分与
解決までの期間 約1年
手続き 代理人間交渉、離婚調停・婚姻費用分担請求調停、協議離婚、公正証書作成に向けた調整

OVERVIEW

婚姻期間が約7年で未成年の子どもがいる中、セックスレスを含む夫婦関係の問題から離婚を決意した40代妻からのご相談です。子どもの生活・通学環境を維持し、離婚後の住居を確保しながら、養育費、財産分与、親子交流、公正証書化を含む離婚条件を整えることが課題でした。

同居を続けながら離婚協議を進めていましたが、相手方は、未成年の子どもの生活や通学への影響を理由に、直ちに離婚協議を進めることを強く拒否していました。

他方、ご依頼者様の離婚意思は変わらず、本人同士で話し合うほど対立が深まるおそれがあった状況でした。

また、離婚がまとまるまでの生活費も問題となっていました。

そのため、連絡窓口を代理人に一本化し、当事者間では離婚問題について一切会話しない(相手方からご依頼者様に問いかけがあっても話し合いを一切拒否する)こととし、そのことを相手方に伝えるとともに、離婚調停と婚姻費用分担請求調停を申し立てました。

争点と対応方針

子どもの生活環境については、ご依頼者様の希望もあり、現在の住居や通学環境を大きく変えないことを優先し、父親を親権者として、子どもが父親のもとで現在の生活を続ける案を提示しました。

一方で、母親であるご依頼者様と子どもの交流を制限せず、学校行事等の必要な場面で引き続き支援できる条件も求めました。

金銭面では、双方の収入差を踏まえてご依頼者様が支払うべき養育費の金額は少額としつつ、相手方からご依頼者様へ数百万円の財産分与を含む解決金の支払いを行う条件を提示しました。

離婚後の住居については、離婚直後に転居先が見つからない場合に備え、ご依頼者様が新しい住居を確保するまで現在の住居に無償で居住できる条件を設け、離婚の合意だけを急ぎ、退去時期や生活基盤を未定のまま残さないことを重視しました。

FLOW

受任後、相手方へ離婚意思と婚姻費用の請求を通知し、以後の協議を代理人間の書面で進めました。相手方は当初、子どもの状況を理由に離婚時期を慎重に考える立場でしたが、離婚調停の期日を通じての説得の結果、条件が具体化されれば協議離婚に応じる余地を示しました。

そこで、親権、養育費、財産分与、離婚後の住居、親子交流、年金分割を一つの提案書にまとめました。相手方も、父親を親権者とすること、収入差に応じた養育費、財産分与、母親と子どもの継続的な交流、一時的な居住継続、年金分割についておおむね同意し、調停ではなく協議離婚の条件を公正証書に残す方向となりました。

その後、公正証書化を想定した文案に、離婚届の作成・提出、養育費の月額と終期、特別費用、財産分与の支払期限、転居先が見つかるまでの居住、親子交流、年金分割、清算条項を反映しました。

それから、公証役場との間で、文案、必要書類、代理人の出席方法まで調整し、公正証書化を含む協議離婚条件について合意しました。

POINT

子どもの生活環境を維持するための親権・監護の方針、収入差を踏まえた養育費、数百万円の財産分与、転居先が見つかるまでの住居、親子交流、年金分割について合意し、離婚協議書のみならず、公正証書を作成しました。

この事例のポイント

セックスレス等の離婚決意のきっかけに関わらず、離婚を成立させるには、子どもの生活、養育費、財産分与、住居、親子交流、年金分割などの離婚条件を具体化する必要があります。

本件では、調停申立て後も代理人間交渉を続け、子ども、金銭、住居、届出に関する条件を一つの協議離婚条件としてまとめ、公正証書を作成し、他方において調停は取下げで終了した点が特徴です。

 

VOICE

今回、相談させていただいた中で大切な子どもの生活環境を出来るだけ変えずに離婚を成立させたいと考えていましたが、「離婚条件等を公正証書として残す」というご提案をしていただき、安心して離婚に踏み出すことができました。ありがとうございました。

担当弁護士

  • セックスレスや性格の不一致で離婚したい【公正証書化を前提とする離婚条件で合意】

    担当弁護士

    やまざき よしひろ

    弁護士 山﨑 慶寛

    弁護士法人レイスター法律事務所 代表弁護士

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