解決事例<男女トラブル>

解決事例<男女トラブル>

①既婚であることを隠されて長年交際していた男性から相場金額以上の高額の慰謝料を獲得した事例

プロフィール

  1. 依頼者:女性 (30代、会社員)
  2. 主な争点:貞操権侵害
  3. 手続き:交渉

ご相談前の状況

ご依頼者は、10年以上交際していた男性と将来の結婚を前提として同棲を開始するための家探しをしている最中に、男性が実は既婚者であって妻や子どもが存在していることを知りました。

ご依頼者は男性の長年の裏切りに強いショックを受け、男性に別れを切り出しましたが、男性は最後まで既婚者であることについては決して認めずに、そのまま連絡不能となりました。

ご依頼から解決まで

存在している証拠を精査・分析して、男性が言い逃れができないだけの証拠が存在していることを確認した上、交渉上の配慮から、男性の勤務先に宛てて、男性に対する貞操権侵害を理由とする慰謝料を請求する書面を郵送し、交渉を開始しました。

その後、男性が言い逃れや言い訳をする度に、徹底的に反論し、適宜証拠を突きつけるとともに、男性の裏切り行為の悪質性や慰謝料の増額事由を強く主張し、強気の交渉を進めました。

その結果、最終的には、男性からの謝罪及び慰謝料600万円の支払いの合意が成立しました。

②浮気などを理由とする婚約及び内縁関係の不当破棄の慰謝料請求を受けたものの請求された金額の半減に成立した事例

プロフィール

  1. 依頼者:女性 (20代、公務員)
  2. 主な争点:婚約破棄・内縁解消
  3. 手続き:交渉

ご相談前の状況

ご依頼者は、婚約者と内縁関係に至った後、婚約者との生活スタイルの違いや他の男性への心変わりのために、婚約者との婚約解消を希望していました。

ご依頼者は他の男性との関係を隠したまま婚約者に婚約解消の意向を伝えましたが、婚約者は婚約解消を認めずに、ご依頼者とのやり直しを希望していました。

その後、婚約者に他の男性との関係を知られてしまいました。

そのため、婚約者は激怒し、弁護士に依頼をした上で、ご依頼者に対して、婚約及び内縁関係の不当破棄を理由とする慰謝料請求及び新居のための費用などの財産的損害賠償請求をしてきました。

ご依頼者としては、早期解決を第一に考えていましたが、元婚約者からの請求金額があまりにも高額に過ぎ、とても支払える水準の金額ではありませんでした。

ご依頼から解決まで

早期解決のため、認めるところは認め、確実に事実とは異なる点に関しては否定し、慰謝料金額の減額及び長期の分割払いの交渉を開始しました。

しかし、元婚約者は一切の慰謝料請求金額の減額を認めず、損害賠償請求訴訟を提起してきました。

元婚約者は損害賠償請求訴訟でも極めて高額の請求を続けましたが、証拠に基づいて強く反論しつつ、和解の話し合いを続けました。

その結果、元婚約者の請求してきた金額の半額以下の金額で、かつ、長期の分割払いの和解合意が成立し、早期解決に至りました。

③既婚者であることを隠して婚活サイトで知り合った女性と肉体関係を有した後に高額慰謝料を請求されたが大幅減額に成功した事例

プロフィール

  1. 依頼者:男性(30代、会社員)
  2. 主な争点:貞操権侵害
  3. 手続き:交渉

ご相談前の状況

ご依頼者は、婚活サイトで知り合った女性と、既婚者であることを隠して将来の結婚を約束するかのような言葉を伝え、肉体関係を持ちました。

その後、その女性に対して、実は既婚者であり妻や子どもが存在していることが発覚してしまい、相手の女性が感情的になり、ご依頼者に対して、存在していない事実を様々言い出して、法外に高額の慰謝料を請求してきました。

ご依頼から解決まで

相手の女性が極めて感情的になっていたことや、ご依頼者の希望が早期円満解決であったことから、何より相手の女性を刺激しないように注意しつつ慰謝料の減額交渉を進めました。

具体的には、女性に対してご依頼者の反省の気持ちを改めて伝えつつ、あくまで客観的な立場から仮に相手の女性が主張している事実が全て真実であったとしてもなお慰謝料の相場金額は相手の女性の主張する金額には全く及ばないほどに低額であることなどを丁寧に説明し、粘り強く説得を繰り返しました。

その結果、交渉開始から3か月程で、慰謝料60万円で合意が成立しました。

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