離婚条件の相談がしたい

離婚条件の相談がしたい

離婚条件の相談がしたい

離婚したいと考えてから、実際に離婚の成立に至るまでには長く険しい道が待っています。

離婚したい相手と対立したり言い争っていかなければならなくなったりすることが辛くて、離婚したいのになかなか離婚を切り出せない場合もあるでしょう。

また、既に別居している場合は、いつかはしっかりと夫婦の関係について話し合いを進めていかなければならないとは思うものの、ひとまず安定した生活ができていることから、離婚の話を先延ばしにしている状況にあることもあるでしょう。

そのような場合に、離婚の話を進めることが良いのか、それともこのまま我慢して離婚しないでいる方が良いのか、離婚の話を進めた場合にはどのようなことが起こり得るのかなどといった疑問への回答は、インターネットを検索してもなかなか見つかりません。

いざ覚悟を決めて離婚を切り出したとしても、相手が離婚を拒否してきた場合には、そのような相手にどのようにして離婚に合意してもらうかといった困難な問題に直面します。

ようやく離婚の成立に向けて離婚したい相手との話し合いが進み始めたとしても、その先には離婚条件をどうするのかといった難しい問題が控えています。

しかしながら、離婚問題は、実際に離婚の問題に直面するまでは詳しく調べるものではありませんから、「そもそも離婚条件として何をどのように考えていかければならないのか」といった全体像からして、ぼんやりと漠然としか見えなかったりします。

長年離婚・男女トラブルに専門特化した法律相談を受けていると、ご相談者から離婚条件に関して様々な状況・様々な背景事情を踏まえた様々なご質問を受けます。

インターネット上の情報は多くの人に一般的に妥当するようなテーマや説明内容が大多数を占めていますが、実際には、離婚問題を抱える人の置かれている状況や思いは千差万別です。

インターネット上には「あなたの場合」に関する個別具体的な記載はありません

ご自身の状況を踏まえた上でのピンポイントの回答は、いくらインターネットを検索して調べても出てこないことが多いでしょう。

例えば、

  1. 自分が今まで配偶者から受けてきたモラハラやDVなどといった仕打ちが離婚慰謝料の理由となるのか
  2. 自分の場合に離婚原因があると言ってもらえるのか
  3. 自分は慰謝料を請求されてしまうようなことをしてしまっていたのか、慰謝料を支払わなければならないのか
  4. 相手は明らかに嘘をついているけれど、なんで相手はそんな絶対に分かる嘘をついているのか
  5. 調停委員は何度も何度も同じ質問をしたり、前回の期日の際に言ったことを忘れたりしているけれど、そんなもんなのか
  6. 調停委員が自分の言っていることを全然分かってくれなくて、相手の肩を持つような発言ばかりしているけれど、何でそんなことになっているのか
  7. 相手も絶対に本心では離婚したがっているはずなのに急に離婚しないと言い出してきていて、相手は一体何を考えているのか。相手が離婚に合意しない真の理由はどこにあるのか
  8. 相手が離婚に合意する離婚条件はどのような条件なのか
  9. 婚姻費用を絶対に支払いたくないけれど、その方法はないのか。合意したらもう支払い始めなければならないのか
  10. どうにか婚姻費用を支払い始めるタイミングを遅らせる方法はあるのか
  11. 自分は婚姻費用を具体的にいつまで支払い続けなければならないのか
  12. 自分の不倫相手に対する慰謝料請求をどうにか防ぎたいけれど、いい案はないか
  13. 相手に秘密の恋人の存在がバレないように離婚したいが、どうしたらいいのか
  14. 離婚しないでずっと婚姻費用をもらい続けて生きていきたいと思っているけれど、そのようなことは可能か

などといった個別的・具体的な事情に基づいた疑問への回答は、インターネット上にはありません。

ここには書けないような質問も沢山あり、そのような質問を受けるとなるほど確かにそのような疑問・質問もあるのだなと考えさせられることもあります。

例えば、財産分与についていえば、財産分与の一般的な計算方法の概略は調べれば分かるでしょう。

しかしながら、本当に最善の結果を獲得するためには、自分が現在実際に置かれている状況に応じて、

  1. 隠された財産の見つけ方
  2. 借金の特殊な計算方法
  3. 特有財産に関する知識
  4. 動産・不動産の評価の仕方
  5. 離婚交渉や調停実務においてあり得る例外的な取り扱われ方
  6. それらを踏まえた上での相手との交渉の進め方・具体的な交渉戦略

などといった特殊な知識やノウハウが必要となってきます。

その他にも、離婚に際しては、離婚慰謝料、財産分与、養育費、婚姻費用(離婚までの間の生活費)などのお金のことや、親権や面会交流の条件などの子どものことなど、考えなくてはならないことがたくさんあります。

そして、これらの問題に関しても、本当に最善の結果を獲得するためには、原則的な考え方と例外的・特殊な取り扱われ方に関する知識、裁判所が認定するであろう結論と交渉戦略次第で辿り着けるであろう結論などといった特殊な知識やノウハウが必要となってきます。

これらの問題は、いずれも、相手と離婚問題を話し合っていく中で直面する問題です。

離婚は、ただ離婚すれば良いという問題ではありません。

離婚は、このまま婚姻関係を継続していくことよりも、あなたの人生をより幸せにするものでなければなりません

そのためには、離婚条件は、離婚後の生活や将来を見据えたものにする必要があります。

このように離婚問題は一筋縄ではいかず、独力で対応することが極めて困難な問題ですので、離婚問題に精通した弁護士に相談することを強くお勧めします。

弁護士に相談をすることで、

  1. 離婚問題を解決するためにどのような視点で考えるべきか
  2. 離婚問題を解決するための最善の方法は何か
  3. この瞬間から具体的にどのような行動をしていくべきか
  4. 特に意識的に注意するべきことは何か
  5. 離婚問題の解決までの目安期間
  6. 婚姻費用の具体的な金額や、離婚に至った場合に想定される養育費の金額・離婚慰謝料の金額・財産分与の金額などの経済的な条件

について知ることができ、今後の見通しが持てるようになるはずです。

ひとりで悩む必要はありません。

是非、弁護士法人レイスター法律事務所にご相談ください。

弁護士法人レイスター法律事務所は、離婚問題のプロフェッショナルとして、個別具体的な「あなた」にとっての最善の結果を獲得するため、あらゆる方法を模索・検討し、実践いたします。

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